ヱビスビール135周年特別企画で「美人画で巡るヱビス」が東京恵比寿にあるサッポロビール本社「YEBISU BREWERY TOKYO」で開催されているので足を運んでみました。
恵比寿ガーデンプレイス内です。
入場は無料です。定休日は、火曜日です。
ヱビスの歴史ともいえる美人画ポスターのルーツを辿る展示のほか、荒木飛呂彦氏が現代的にアップデートして描き下ろした美人画を3mの迫力のある巨大美人画として展示します。
開催期間:2/13(木)~5/31(土)です。
ヱビスビールが誕生した頃の「美人画」

ヱビスビールが誕生したのは、明治23年。
美人画は、女性の美しさを描き出すジャンル。
たまたま、先日、喜多川歌麿と歌川国貞が描いた江戸時代の美人画を見てきたばかり。以下に投稿しています。興味がありましたら、是非、見ていただけたら嬉しいです。
江戸時代の美人画は、美人を描いていることは間違いないが、見分けのつかない女性が描かれていました。
明治になると、ふっくらしてる感じや表情など、モデルとなる人がいて顔立ちが似ているのかも知れないと思わせる女性が描かれているんだろうなと感じた。
描かれた美しい女性像は、ブランドイメージをより魅力的にすることを目的にしているようです。
荒木飛呂彦氏が描く美人画
今回のために特別に描き下ろしたヱビスビールの美人画。
どちらもジョジョのキャラクタとして登場しそうな女性が描かれています。
描き下ろした美人画を3mの迫力のある巨大美人画として展示しされています。
ウエスタン

ビーチパトロール

ヱビスビール 荒木飛呂彦描き下ろしデザイン缶
人生楽しくいこう、
前向きに上がっていこう
というメッセージを
缶のデザインに込めたつもりです
漫画家 荒木飛呂彦

買ったら各1缶を保存しておいてしまいそうです。
ビール缶にデザインされているイラストと、書き下ろしたイラストでは、色使いが異なっています。
ビールの缶の印刷に使用できる色数には限りがあり、缶のデザインは、元のイラストとは別の色づかいにする必要があるため、色使いが異なっているとのことです。
缶の色味も話し合い、綿密なやり取りを重ねた結果、缶のアルミの合いや質感が活かされた、色数の制限があるとは思えないほど、とても色鮮やかで華やかなデザイン缶が誕生したようです。
グッズ販売
グッズ販売をしていましたが、ほとんどが売れ切れ。

しかし、現地にて、注文票に欲しいグッズにチェックすることで受注生産、後日発送してくれるようでした。
第一弾:2/13(木)発売開始
上述でお知らせしたイラスト、ウエスタンやビーチパトロールのデザインがメイン
第二弾:4/3(木)発売開始
七福神の一柱であり、エビスビールの象徴でもある恵比寿様を荒木飛呂彦氏が描き下ろした作品がTシャツ、ステッカーなどにプリントされ販売予定です。

鮮やかで大胆な色づかいによって斬新な印象に仕上げられています。
少し斜に座った恵比寿様は穏やかな笑みを浮かべており、鯛の表情もどこかユーモラス。
竹竿を握る右手の指は、イラストを見る人を指さしているようにも見えます。
この恵比寿様も、ジョジョに登場するキャラクタとしていても違和感はないですね。
YEBISU BREWERY TOKYO
会場は、美人画やグッズ販売を見るだけなら多くの時間はいらないと思います。
美人画以外にもエビスビールの歴史を知るためのミュージアムや、実際にビールが飲めたりします。
第二弾が始まったら、ビールを飲むことも目的に、また訪問してみようかと思います。